特定技能事例 【農業】（都丸農園）

人手不足はもう限界？特定技能外国人が、我が社の農業を変えた！

農業経営者の皆様は、日々の収穫や農作業を前に「また人手が足りない…」と頭を抱える事はないでしょうか？

まさに、都丸農園を経営する都丸社長は、この人手不足問題には本当に悩まされてきました。高齢化や若者の農業離れが進む中で、安定した労働力の確保は、日本の農業が直面する最も深刻な課題の一つだと痛感されていました。

この課題を「外国人材の活用」によって解決し、持続可能な農業経営を実現にした成功事例を紹介いたします。

特定技能外国人が、都丸農園にもたらした「確かな変化」

私も最初は「言葉の壁は？」「本当に定着してくれるのか？」「質の高い人材なのか？」そして「本当に農業を続けてくれるのか」といった不安持っていました。

しかし、彼らは「もともと農業をやりたい」という強い思いを持って日本に来ており、その意欲の高さには感心させられました。中には、以前実習生として日本で農業に従事した経験を持つ人材もいるため、日本の農作業の基礎を理解しており、スムーズに業務に入ってくれるケースもあります。

もちろん、新しい仕事に慣れるまでは誰でも大変なものです。彼らも当初は朝早くからの仕事に苦労したようですが、「朝早い仕事に慣れるまで2ヶ月かかったが、大変だったのは最初の2週間。そこを過ぎたら楽しみになった」と語るほどの高い順応性を見せてくれました。この適応力と、「いろんな経験を学びたい」という旺盛な学習意欲は、私たちの農園にとって本当に大きな力となっています。

日本の生活への「高い順応性」と「積極的な姿勢」

外国人材を受け入れる上で、生活面でのサポートやトラブルを心配される経営者の方も多いでしょう。私たちも当初はそうでした。しかし、彼らは「食事や寒さで困ることは本当にない」と話しており、私たちや皆さんのサポートもあってスムーズに日本での生活に溶け込んでくれました。嬉しかったのは「日本人と（日本語を）共通にしたいから、日本人と一緒に仕事するのが最高です」という彼らの言葉です。彼らは積極的に日本の文化や言語に適応しようとし、日本人スタッフとの協調性を大切にする姿勢を見せてくれます。この前向きなコミュニケーション意欲は、現場での連携を円滑にし、農園全体の雰囲気を明るくしてくれています。

「長期的な定着」がもたらす「安定した経営」

最も心強く、そして私たち経営者にとって大きな安心をもたらしているのは、彼らが「ずっとここに居たいです」と明言している点です。彼らは「仕事にも慣れるし、友達もみんないる。良い友達、仕事は全く問題ない。安心安心した」と、私たちの農園での仕事と生活に心から満足してくれています。

これは、単なる短期的な労働力ではなく、長期にわたって私たちの農業を支える安定した働き手として活躍してくれる可能性が非常に高いことを示しています。実際に、彼らの定着率の高さは、新たな人材を探す労力や教育コストの削減にも繋がり、私たちの都丸農園が持続可能な経営を実現する上で不可欠な存在となっています。